2019年5月10日金曜日

#16

2014年3月に卒業した佐賀海渡さんからお手紙をいただきました。後輩へのメッセージとして抜粋して掲載させていただきます。


拝啓
 新緑の候、いかがお過ごしでしょうか。元作陽高校サッカー部の佐賀海渡です。
 この度は、就職の報告をさせていただこうと筆をとりました。高校時代に、勝央中学校でサッカーの指導を行い、感動とやりがいを強く感じた経験から、卒業後は英語の先生になりサッカー部の顧問として働くことを夢見て、関西外語大学に入学いたしました。深い学びのある4年間と留学により教職単位の履修が1年間遅れ、科目履修生として過ごした1年との計5年を経て夢が叶いました。サッカー部ではキャプテンも務めました。
 英語科教員として出身地である大阪市の採用試験に一発合格し、4月から大阪市立淀中学校で働いています。サッカー部の主顧問となり、1年生の担任も持ち、教職経験ゼロからと分からないことだらけの中、特に授業づくりに力を入れ日々成長できるよう進んでいます。子どもたちには、夢や目標を生み出す力、そしてそれに向かい、現状を把握・分析し、自分がどうすべきか考え、行動する力をつけさせたいです。そのために自分も教育分野のエキスパートになるという長期的な新たな夢を掲げています。
 働き方改革など部活動の制限もある中、部員20名のサッカー部を持ち、ひとりひとりの夢や可能性を広げられるよう、指導を行っております。もしどこかでお会いすることや、かかわらせていただき機会があれば、よろしくお願い致します。
 これからも高校で得た、考え行動に移す力を生かし、日々自分と向き合い、子供たちと向き合っていきます。以上報告とさせていただきます。
 読んでいただき、ありがとうございました。作陽高校のますますのご活躍をお祈りしています。
                                      敬具
 令和元年5月1日 
                                    佐賀海渡