2017年10月17日火曜日

#3

皆さんお元気ですか?私は1994年卒OBの有松林太朗と申します。

今、私は岡山市内で家業である創業143年(明治8年創業)の株式会社花のアリマツで代表取締役を務めています。
私の会社は、生花販売業いわゆるお花屋さんです。仕事の内容としては、いけばな流派へご提供する花材卸業務・百貨店でのテナント業務・量販店への卸売業務・ネット販売業務などが中心です。継承者として100年以上続いている会社の社長になって6年目となりました。日々奮闘しています。
花屋の老舗というのは時代の変化について行くのが苦手な傾向があるのですが、私の会社では「不易流行を追求しながら、常に時代に添った変化をし続けなければならない。」と考え、老舗とベンチャーのハイブリットを目指し、伝統や歴史を尊重しつつ、新しい事にガンガン挑戦しています。


高校生活はサッカー部に所属し親元を離れ3年間寮生活を過ごさせていただきました。
高校生活の感想は正直「辛かった!」につきます。規律正しい寮生活、部活の練習、先輩後輩の人間関係、ゼロに近いプライベートな時間等。もちろん辛いと思う局面は人によっても異なるでしょうし、在学生の環境も時代と共に変化していると思います。しかし今の私にとって厳しかった高校生活は無くてはならない経験となっています。
高校を卒業後、東京の大学に進学をしました。サッカーからは一端はなれ、ラクロスというスポーツを始めました。新たなラクロスという分野に真剣に打ち込み、日本代表候補にも選出されるようにもなりました。卒業後に地元岡山に戻り、岡山青年会議所(20歳から40歳までの青年経済人が集う公益社団法人)に13年間所属させていただき、多くの事を学びました。その岡山青年会議所の活動の中でも作陽高校や大学で一つのことに懸命に取り組んだという経験のおかげで、2012年には第62代理事長も務めさせていただきました。


作陽高校での経験が人生の大きな節目となり、社会人としての基礎を培うことができ、私を大きく変えてくれたと思っています。
辛い事、厳しい事と向き合うと大変ですよね。そりゃ大変です。大きく変わるから大変なのですから。でも、その大きな変化を乗り越えると必ず成長が待っているのです。大きく変われるのです。



私はこの先も高校生活での経験を生かし、変化する事を恐れずに成長し続けていきたいと考えています。どうか在校生の皆さんも変化を恐れず、大変と感じられる高校生活を大切に過ごしてください。